りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

清原引退と吉田修一

昨日、オリックス清原和博選手が引退した。「涙のドラフトから始まった野球人生は最後も涙で幕を閉じた」だったかな。日経新聞のスポーツ欄。昨日のすぽるとでも、今朝のめざましテレビでもかなりの時間を割いて放送していたが、確かに大して野球が好きでない自分でも、何か熱いものがこみ上げてきた。イチローがアメリカから駆けつけ、長渕剛が生で「とんぼ」を熱唱する。それだけ、大スターだったということでしょうね。清原、桑田のKKコンビはもちろんPL学園の頃からよく知っている。早稲田を蹴って巨人に入団した桑田。一次は投げる不動産屋と陰口を叩かれた時もあった。一方、涙ながらに西武に入団した清原。西武の黄金期を主力打者として過ごし、やがて巨人に移籍。その頃までは、決して桑田も清原も好きではなかったけれども、桑田の野球に掛ける真摯な思いや清原の男気を感じて、最後の最後にファンになってしまいました。これから、どういう活躍をするかはわかりませんが、共に野球に係わっていくことでしょう。陰ながら応援したいと思います。

話は変わって、今日は博多泊。飛行機で移動中、ANAの機内誌で吉田修一の短編小説「あの空の下で」を読む。今回は「女が階段を上がる時」。いや、やっぱり吉田修一はいいですね。面白かったです。本当にとことん追い詰められて、もうそれしかないというところでしがみついて、頑張って、そうしたら結果がついてきた。読んでほっとするお話しでした。