りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

脳を活かす仕事術

茂木健一郎の「脳を活かす仕事術」を読みました。
「脳を活かす勉強法」の続編というか姉妹編ですね。「脳を活かす勉強法」は良かったですね。
読みやすいし、なるほどと思うことが多かったです。
特に第1章の「脳は『ドーパミン』と『強化学習』が好き」はとても説得力がありました。
この1章のまとめとして
・「喜び」を基に「ドーパミン」による「強化学習」のサイクルを回す
・「強制」はNG!自発的な行動で「成功体験」を持つことが大切
・苦しみを突き抜けたとき、脳は一番「喜び」を感じる
・不確実なものに挑戦できた時、脳は強くなる
と記述されていました。各章ごとにまとめがあるのも良かったです。

その他気になった言葉
・脳のメカニズムからいえば、自分と他人を比較することはデメリットだらけなのです。
・さまざまなモダリティから働きかけたほうが、記憶が定着しやすい。
・睡眠は、記憶の整理だけでなく記憶を定着させる効果もあります。
 レム睡眠が記憶の整理には必要不可欠であることがわかっています。
・「分からない」「知らない」という脳の反応の鮮度が高いうちに、答えをあげることが大切です。
ドーパミンが放出されるのは「やさしすぎず、難しすぎない」課題や問題に取り組んでいる瞬間です。
・正しい勉強法というのは、実はとてもシンプルなのです。自分の欠点や弱点、ミスを直視できるか。
 そして、その原因を自分自身で論理的に突き詰め、補正できるかということなのです。
・人生を豊かにするには、チャレンジングなものとセキュアなもののポートフォリオ
 どのように行うかがすべてだといっても過言ではありません。
・人間はセキュアベースが十分でないと絶対に挑戦することができない存在なのです。

で、本題の「脳を活かす仕事術」こちらは、「脳を活かす勉強法」同様読みやすい本でしたし
コンテクストも「勉強法」の延長線上にあるように思いましたが、実はそれほどインパクトは
ありませんでした。それでも、以下は take noteです。
・脳の「出力」を高めるためには、脳に「入力」された感動した言葉、役立ちそうな情報を
 友人などに実際に話して「出力」することが大切です。
 その結果、その言葉や情報が自分の血となり、肉となって整理されるのです。
・人が成長する時のきっかけは「背伸び」だと考えています。そして、背伸びするとき欠かせないのが
 他人の目です。
セレンディピティ(偶然の幸運に出会う能力)を呼び込む3つの条件。
 「行動する」「気づく」「受け入れる」
・周囲の期待に応える前に「やりたいこと」を主張しても、ろくなことがありません。
 逆に「自分がやりたいこと」にこだわりすぎると、偶然の出会いを逃してしまう可能性すらあります。
・自分が尊敬できる人を持つということは、人生において非常に大切なことなのです。
・人の悪いところばかりを気にしていると、ミラーニューロンが働いて、それが自分に移ってしまうのです。

というところでしょうか。いつか復習してみます。

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

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