りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

My fitness Report 180913

最近は朝晩随分涼しく秋らしくなってきました。今日も夕方通院があったのですが、経過は良好で、その後久しぶりにフィットネスへ。今日はラン。久しぶりに8.4km走りました。何だか脚がバタバタする・・・でもお風呂に入って汗を流したらとてもスッキリ。やっぱり有酸素運動は精神的にもとてもストレス解消になります。ただ、久しぶりに走ったので脚にかなり来ました。明日が厳しそうです。

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本日の走行距離 8.4km

今月の走行距離 8.4km

1月からの走行距離 405.0km

王とサーカス

 米沢穂信さんの「王とサーカス」を読みました。米沢さんの作品は以前「満願」という短編集を読んだときに、それぞれの結末にちょっとした衝撃を受けましたが、長編は長編でやはり意外な結末が待っていました。この作品は「このミステリーがすごい!2016年版(宝島社 国内編)」「週刊文春 ミステリーベスト10(国内部門)」「ミステリーが読みたい!2016年版(早川ミステリマガジン 国内編)」で1位を獲得した評価の高い作品でしたが、ミステリーとしての謎解きというよりはジャーナリズムに対する問題提起のような社会派小説の側面も強いかなという印象を受けました。なるほど、タイトルの「サーカス」にはそんな意味があったのか・・・「自分に降りかかることのない惨劇は、この上もなく刺激的な娯楽だ」殺されたラジェスワル准尉の言葉だ。ジャーナリストは読者に「飽きられる前に次の悲劇を供給」している、サーカスの座長のようなものということですね。ジャーナリストが信じる、記事が真実を伝え世界を変える力があるというより、ジャーナリストが書く記事は単なるサーカスの出し物に過ぎないということでしょうか。この小説の犯人は実際に殺人を起こした殺人者ではなく、殺された死体をジャーナリズムへの批判として利用しようとした少年ってことですね。そういう構図は読み終わるまで判りませんでした。深いです。そして面白かったです。

王とサーカス (創元推理文庫)

王とサーカス (創元推理文庫)

 

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今月の読書 2冊

1月からの読書 54冊

懇親会

会社の部署で飲み会というのは決して多くはないのだけど、今日は今年度のけじめとしての懇親会。協力会社の人が3人異動になるので、壮行会も兼ねて。総勢40人くらいかな。これくらいいると、完全にいくつかのグループに分かれての勝手な飲み会。積極的に話せば良いのだけど、何となくそれもしなかったので、話ができたのは数人だけでした。最近は本当にお酒を飲む機会が減ったのと、気持ち的に前向きでないので、乾杯のあと1杯くらいはビールを飲んだけど、あとはひたすら烏龍茶。帰りの電車でいつものように本が読めて、途中睡魔に襲われることなく帰宅することが目標。今日は大丈夫でした。

22時過ぎの帰宅。お風呂に入って、メールをチェックしたらISACAのアンケート。英語だけどアンケートだけで1CPEもらえるのなら・・・という軽い気持ちで応じたら、20分くらいかかってしまいました。ところどころ論旨を取り違えていたかもしれない。今日も疲れた。情報処理のテキストは持ち歩いていたけど、今日も1ページも開かず。本当に秋は諦めかな。

今日は通院のために16時半で早退。今週は今日と木曜日、土曜日に経過観察。とりあえず問題はないのだけど、正直あまり体調はよろしくないです。

早めに帰った夕方から雨。最初はにわか雨かと思っていたけど、夜になって本降りに。通院の時も、奥さんに頼まれて買い忘れのお味噌を買いにスーパーまで行くときも土砂降り。そして、夜になって里緒ちゃんが台湾旅行から帰宅。この時も、駅まで迎えに行く道は結構な雨でした。

そして、暑い夏が終わって秋の気配を感じるようになりました。いい季節です。何だか今年の夏は本当に疲れた。気持ちの上でも体調的にも今は本当に休みたい気分。秋の情報処理の試験は見送りかな。全然勉強が手につかない・・・

ある意味フジテレビの圧倒的なプロモーションに流されてしまった感じかもしれないけど、ちょっと見てみたい気持ちもあって映画館へ。これ、漫画だよなって思ってみているとなかなか面白い。顔を貸すだけで、勝手に演技してもらい、名声を得てしまう女優。顔を借りて、自分の演技を思う存分発揮し、実質的な名声を手に入れる女。どちらが、どちらを利用しているのか。そういうのを上手く浅野忠信さんがコントロールしている構図だけど、タイトルにもあるように実質的には累が主人公なんでしょうね。着ぐるみを着て演技するのと近い。そして、商売道具のメンテナンスも怠らない。実際には名声だけでなく、お金や愛(これは一部あった)もどちらが得るかで色々葛藤があるのだと思うけど、利用しているのはあくまで累ってことになるのかな。全然例えにならないけど、替え玉受験でいい大学に入っても、実質が伴わなければ、友達もできなければ授業にもついていけない。やはり人間中身で勝負っていう結論は、あまりに短絡的かな。

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死にゆく妻との旅路

2本続けて石田ゆり子さんの作品を見たら、この作品をレコメンド。この作品は実話らしいし、こういうのって、あるかも知れないなと思いながら、多分自分なら違う選択肢を選んだんじゃないかなと思ってしまう。現実的に末期がんの奥さんを連れて歩くというのは、かなり大変なんじゃないかな。寄り添う以外何もできないこと、終わりの時をずっと待つとか、やっぱりできないんじゃないかと、そんなことを思ってしまいました。ずっとずっと逃げているようで、それはそれで強さなのかもしれないけど・・・

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発注者のプロジェクトマネジメントと監査

夕方から月例会に参加。興味深いタイトル。研究会での成果発表ということで、事例がベースで、おやっと思うところもありましたが(特に統計部分)、内容は説得力がありました。結論は一言でいうと「計画」。当たり前ですが、計画段階で根性論で始めたものは上手く行かないのです。明らかにスキルミスマッチな人材で始めたプロジェクトを思い出し、妙に共感してしまいました。これは書籍化もされている。しっかり勉強しないと。